- 私はね、この1年で人生が変わると思っているの。予備校での1年は、いろんなことを考えられる、かけがえのない時間なのよ。だからこそ、「何で今、勉強するのか」「どんな人生を送りたいのか」をクリアにして、「ワクワクする気持ち」を持ちながら大学合格への毎日を送ってほしいの・・・。入校した生徒には、「浪人してよかった!」と言って卒業してもらいたいよね。
- 本当に・・・。私は高校時代は「浪人する」ということが、とても怖いことだと思っていました。「みんなが楽しそうな大学生活を送っているのを横目に、何だかつらそう・・・」そんな風なネガティブなイメージでした。けれど、いざ大学に行ってみると、クラスの半分以上は浪人経験者!しかも概してそういう彼らは大人。高校しか知らない私は、つい受け身で構えがちだったけど、予備校生時代のある彼らは、大学の利用の仕方が上手。遊びも上手だけど・・・。(笑)「なんでここにいるか」ということを、私なんかよりもよっぽど考えている感じがしました。
- 以前、企業の就職担当者から「浪人した人は、会社に入って伸びる」と聞いたことがあって、なるほどな・・・と思ったわ。毎年いろいろな生徒達を見てきたけれど、みんな、4月に入校した時と、3月に卒業する時では顔つきががらっと変わっているの。1年頑張って、結果を手にした自信と、いろいろなことを乗り越えてきたたくましさ。合格報告に来る時、本当にいい顔をしているんだよね。1年かけて大人になった顔!あの笑顔があれば、企業はそんな人材を欲しくないわけがない!私たちも毎年それを見るのが楽しみなんだよね。
- そう!生徒自身も1年後の自分を楽しみに頑張っていける「合格するためのストーリー」を描いていってほしいですね。
- そうですね、予備校としても新年度から「合格するためのストーリー」を準備しています。まずは、「基礎レベル」からの受験勉強に、より特化したいと思っています。去年、入校した時にはbe動詞もわからなかったのに、1年本気で頑張って難関大学に合格した生徒がいました。基礎の基礎に立ち返って学べる、そして合格通知を手にする!そんな予備校があってもいいと思うのよ。
- でも、中には「何を学びたいのかわからないけれど、大学には行きたい」「高校時代につまずいたことがあるけれど、大学に行けるだろうか」といった人もいると思うんですよね。やはり、目標がない状態で1年間勉強し続けることは、簡単なことではないですよね・・・。
- そうね。けれど、本人が気づいていないだけで、もっと自分を見つめる時間を取れば必ず「やりたいこと」は見つかると思うのよ。だから新年度は「ドリームマップ」を作ることから始めることにしたの。これは「好きなこと」や「得意なこと」をピックアップして、なりたい未来を写真やパンフレット、雑誌などを切り抜いてビジュアルにする作業なの。自分の夢を見つけてそれを実現するために1年頑張っていく。しかも生徒みんなで!
- それは楽しそう!自分では気がついていないことが、その人にとっての強みだったりすることはよくあることですよね。1人ではなかなか自分と向き合うのはしんどいけれど、みんなとならできそうですね。目標が見つかれば、受験勉強への想いが変わってくるだろうし、やりたいことがある生徒も、もう一度見直して「合格へのストーリー」を組み立てることができますね。合格して、その大学に行くことを想像したらワクワクしそうです。
- そうなの。人って、未来が見えると今頑張れると思わない?せっかく浪人するのだから「なんで今、勉強するのか」「どんな人生を送りたいのか」をクリアにして、ワクワクする気持ちを持ちながら、大学合格への毎日を送ってほしい。自分自身の「合格するためのストーリー」があることって大事なことよね。
- 確かに。せっかく1年というかけがえのない時間をもらったわけだから「あの時代が今の自分を作ったのかもしれない・・・」と、5年後、10年後に思えるような、1年にしてほしいですよね。


























