小論文の課題文から興味をもちまして・・・

こんにちは。
浜松駅前予備校(ハマヨビ)の平井です。

寒い日が続いていますし、
浜松でもインフルエンザが大流行しているようですが、
みなさんお変わりありませんか?

受験生も、受験生じゃない方も、
みなさん、あたたかくしてお過ごしください。

寒い日は、あったかい珈琲がより沁みますねぇ。

年末年始の休みを利用して帰省した卒業生たちが、
何人かハマヨビにも遊びに来てくれまして・・・

いろいろ差し入れをいただいてしまいました。

あったかい珈琲に甘いもの、サイコーです。
それぞれちょびっとずつ、楽しんでいます。
いつもお心遣い、ありがとう。

お菓子

さて、今日は久しぶりに本の話を。

看護系に限らず、
現代文や小論文の課題文でわりと目にする、この本。

平田オリザ 著『わかりあえないことから』
コミュニケーション能力とは何か

2012年の本だから、少し前がブームだったのかな?

はじめは私も、
小論文の課題文で知って手に取ったと思うのだけれど、
先日、同じような小論文課題があって
改めて読み返しているところです。

「ホスピスでのコミュニケーション」の章では、
あぁ、わかるー!!と思わず声が漏れた箇所が。

—–

患者さんの妻が薬が効かないみたいだと、
何度も何度も訴え、その都度、看護師さんは丁寧に説明する。

その場では納得するも、また翌日同じ質問をする。

そんなことが続いていたある日、ベテラン医師が回診に来て、
患者さんの妻が医師に
「どうして、この薬を使わなきゃならないんですか?」
とくってかかると・・・

医師はひと言も説明はせずに、
「奥さん、辛いねぇ」と言ったのだとか。

その場で泣き崩れ、翌日からは一度もその質問はしなくなったと。

妻が聞きたかったのは、薬の効能ではなく、
「なぜ夫が癌で死んでいかなければなたないのか」を
訴えたかったのだろうと。

—–

今読み返すと、
医師の対応はもちろんすごいなーと思うけれど、
看護師がそれまで、何度も対応をしてきたという経緯もまた、
大事だったのだろうと感じたりする。

読むたびに感じ入る箇所が変わる、
発見がある、
本の醍醐味にじんわり浸っております。

小論文の添削をしていると、課題文との出会いも楽しみです。

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